ミニミニ帝国応答せよ・さぁできますかどうか

過去のヤフーブログを移行時に不具合があり、ほぼ裸一貫出直し 。主に模型関係の日記です。

木型から金型へ

真打ちF-15
もちろん旧版=凸モールドC帯です。
機体上下の合わせめ消し、主翼と胴体の隙間埋め…と。
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ペーパーは100番→240番→400番→600番→1500番と順番に使うと、力を入れずに済みます。
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研磨すると非常にシャープで実機によく似た姿に。
当時は木型から金型を起こしていたと思いますので、このシャープなフォルムは木型製作者の情熱とセンスが土台にあるのでしょうね。
「新時代の飛行機を再現してやろう」という渾身の熱意が伝わります。

完成してしまえばそれなりに

トルコ製 PMmodel F-5B(トルコ空軍仕様)の完成です。

こういう状態↓からスタートし…。
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それなりに真面目にというか、基本に忠実に、しかし欲張らずに工作し↓
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完成してしまえば↓

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それなりに、一応、まあ飛行機というか、まずまず、F-5Bではありますね。
黒いラインはデカールも入っていますが、嫌な予感がしたので塗装にて。

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…それなりに納得がいきました。
700円ぐらいですし…。
たかが1/72の軽戦闘機に何千円も出すのはちょっと…。
また、買ったときには店頭に普通の価格の1/72F-5が(中古も含めて)なかったからでもあります。今は童友社=ホビーボス=のがありますけど。

高価な「正しい」キットを買って、腕が悪いからこの程度の仕上り、というのとは真逆です。
こういう「精度」という言葉が存在しないような異文化・異次元の製品も、完成させてしまえばそれなりに見栄えが。

「現代のプラモ」ではなく、ソリッドモデルだと思えば…。
あるいは、クルマで言えばケータハムスーパー7のような、現行で売られているクラシックモデルだと思えば…。
フラップの部分さえ筋彫れば一応飛行機に見える…。

勉強になりました。

とは言え。

むやみに手を出すものではないですね。

ガンダムさん

試験に通りますように…
トオル古谷徹さん…
古谷徹さんはガンダム

という縁起ものとして、HGUC191番のガンダムを。
これ、もう発売から5年も経つんですね…発売直後に買ったのですが。

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それなりに丁寧に作りましたが、二、三日で完成しました。
塗装は部分塗装。
ラッカーの暗いグレーを装甲の裏などに塗り、ナイフやペーパーで剥がして陰影・キズ表現としています。
プロポーションはだいぶ小顔なアスリート風ですが、成型色がとても良く、TVの昭和ガンダム感も出ています。

全体には良いキットですが、「えっ」という割り切りもあり、ガンプラ…特に初代ガンダム…という商品(消費者の期待と信頼、マニアはうるさく、それでいて初心者が生まれてはじめて作るかもしれない、初心者の取り込みも必要、そして実物がないから正解もない)の難しさも感じます。

物持ちの良いトルコ

トルコ製 PMmodel、F-5B の塗装開始。
トルコ空軍迷彩にします。
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現在はF-5 2000といったアップデートが行われ(F-4に合わせて?)、背中にでかいアンテナブレードがもう一本立ってグレー系の迷彩になっているようですが、トルコのF-4もグレー、各国のF-16もグレーでつまらないので…。

トルコは世界で一番最後までF-4を運用するのでしょうか。
F-5もE/FでなくA/Bですから、物持ちが良いですね。

異文化との出会い

トルコ製PMmodel 1/72F-5B。
私はF-5が好きです。シンプルで。
1/72のF-5が欲しかったのです。1/48でなく(AFVクラブの1/48は在庫してありますが)。
ただ今はハセガワのもありませんし、タミヤ(イタレリ)ウォーバードも絶版(休止?)に。
そこでPMモデルとなったのですが…。
皆様ご存知のとおり、同社のキットは日本を含むアジアや欧米とは全然感覚が違います。
モールドと呼べるものは無く…。
パーツの隙間はクレバスと言ってよく…。
これを作るのは彫塑や日曜大工に近いものが…。

イスラム圏ですから、偶像崇拝は禁じられています。
つまり「本物そっくりに精密」という感覚が我々とはいささか異なる次元にあるのかも知れません。

この増槽は野菜か芋か、ピーナッツの殻か…。
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しかし発想を転換してプラスチック(バルサ材などの代わり)のソリッドモデルと思えば、形になるはず…。

ともかく、ここまで来ました。
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※などと言っているうちに童友社=ホビーボスのF-5Eが発売。買いました。

苦手を克服しつつあり

Airfix、Spitfire Mk.Ⅴb(1974年金型)の完成です。
有名なポーランド部隊303スコードロン。
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例によってつや消しトップコートの後でパステルをかけて拭き取りましたが、凸モールドに1500番ペーパーをかけるのを忘れてデカールを貼ってしまい、パネルラインがわからなくなりました。
少しでも凹に彫り直すなり、塗装後に描き込むなりすべきでした。
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デカールは使用可能でしたが、その分フィルムが厚くてシルバリングがかなり出たので、なるべくカッターで余白を切り取りました。

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翼端灯が無いのに最後に気付き、ランナーで自作。

古くて問題もあるキットな上、合わせ目を消しているうちに翼形状が左右非対称になってしまったり、慌てることもありましたが。
完成後の雰囲気がとても良いキットですね。

飛行機プラモが苦手でしたが、かなり克服しつつあります。

1974年発売スピットファイアMk.Ⅴb、その後

その後も続けていました。

これではちょっと暗すぎるのかと思い…
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あえて明るく…
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飛行機はとても難しいです。
とは言え、ジェット機と違いパイロンとミサイルが無いのは少し楽ですね。